おはようございます。
今日は、為替111円台後半、原油も43ドル台後半でのスタートです。CMEも、17700円台で帰って来ておりますので、買い先行で始まりそうですが、今週は4日立会の変則週で、直後に連休に入る週でもあります。そして、26日(火)―27日(水)はFOMC、27日―28日(木)は日銀政策決定会合があります。今回は後者の方が株価決定要因としては大きそうですが、注目の黒田日銀総裁の3時半の記者会見では、事実上大型連休に入っています。仮に政策的(好悪)ショックがあっても、一般投資家が反応するのは極めて微妙な連休の谷間である5月2日です。カレンダーを見ると、マーケット解説が非常に難しい週と言えます。
まして、日経平均15倍台から急落が起きていた今年の相場、本日16倍台になります。ひとまず17300円台で止まると思われていた今回の相場、一気の17700円(今日の推定)です。二つの壁を突破して、買い方は攻勢に出るのでしょうか。窮地に陥った空売り筋や、キャッシュ化しすぎてしまったファンド筋は踏みあげてくるのでしょうか。
決算発表が佳境に入ります。ここは思い切って全体相場に目をつぶり、個別株対応に汗を流して、時間の過ぎるのを待った方が良い様な気がします。
但し、もし筆者が期待する「異次元バブルの大相場」の入り口となるような追加の量的緩和策が出たら、そのままの姿勢で(個別株を持ったまま)突進しましょう。
本日の日経平均予想レンジ 17500円―17800円。