おはようございます。
週明け25日のNY株。
ダウは26.51ドル安の1万7977.24ドル、ナスダックは10.44ポイント安の4895.79ポイントと反落。NYSE出来高は8億8335万株と低調でした。
例によってNY株は原油価格と共にです。在庫増が伝わって原油価格が反落した為、エネルギー株中心に売りが出ました。
しかし、26、27両日にFOMCを控えて、様子見姿勢も強く、下げ渋る場面もありました。今回は追加利上げ無しと予想されています。次回6月会合での利上げの可能性を探る事になると思います。
もう1つ重要な、佳境を迎えた企業決算ですが、この日は注目企業の発表はありませんでしたが、26日のアップル、27日のフェイスブック、28日のアマゾンと、これから続きます。結果次第で、ダウは史上最高値抜けか、高値警戒感が出るか、重要なところです。既に減益決算は織り込んでいますので、バーは低くなっています。
日本株。
こちらも決算は注目ですが、市場は日銀政策決定会合の結果を固唾を飲んで待っています。先週末に出た、日銀が金融機関への貸出しにマイナス金利適用を検討しているとの報道で、俄然期待が高まったからです。事実、昨日の市場のトレードゾーンは、先週その報道が出た以降の時間帯のトレードゾーンと一緒でした。正に、結果を待っている状態です。ただ、期待が高すぎると、平凡な結果では失望を誘います。
今回の日銀政策決定会合は大きなリスクにもなります。但し、好悪のショックがあったとしても、直後の3連休がクッションになってその影響は和らぎます。ここは、いつもの通り、成長ストーリーを描ける個別株をホールドしながら、余裕の結果待ちで良いと思います。
本日の日経平均予想レンジ 17350円―17600円。
昨日、4875メディシノバの急落で、そんな余裕がない方もいらっしゃるかもしれませんが、特に何かが変わったわけでは無いと思います。短期筋が降りただけだと思います。短期筋が降りた理由は、おそらく、ここのところ続いていたパイプライン関係のリリースがしばらく途切れると言う読みだと思います。それはそれで良いと思います。夢を追う長期投資の方とは別の次元の事です。