おはようございます。
19日のNY株。
ダウは49.44ドル高の1万8053.60ドル、ナスダックは19.69ポイント安の4940.33ポイントとまちまちの動きでした。NYSE出来高は9億0273万株。
クウェートの石油・ガス業界労働者の無期限ストで、原油先物が反発した為、資源株が買われました。それによりダウは、1万8000ドル台の高値警戒感はあるものの、続伸となりました。 しかし逆に、動画配信サービスのネットフリックスが急落(13%安)し、ハイテク株が売られた為、ナスダックは反落しました。
引き続き、原油価格と、7%前後の減益が予想される企業業績次第の展開が続きそうです。
日本株。
月曜日の急落と昨日の急反発で、どちらが今の相場の正しい評価なのか、投資家は翻弄されています。それは個人投資家だけでなく、現物中心の普通の外国人や機関投資家までもです。少なくとも、正しい一つの姿は、その不透明感を避けて動き始めたマザーズに代表される内需系中小型株への資金の流れです。このブログを見ている方々は、筆者が以前からうんざりするほど、「中小型個別物色」と言い続けて来ましたので、もうそろそろピークではないかと思うかも知れませんが、これは始まったばかりです。事実、マザーズ市場の売買動向で、外国人が大量買い越しをしたのは先週からです。経験則から外国人の投資行動は3か月は続きます。
今日の日本株の環境は、原油が42ドル台、為替が109円台で、風は穏やかな春の風です。鯨幕相場のような行ってこいの下げは考えられませんが、昨日の日経平均予想PERは15.37倍です。上値を買い上がるには、こちらも企業業績次第です。
本日の日経平均予想レンジ 16800円―17100円。
先日、ある証券会社の役員さんとお会いしたら、その会社の営業体はこのブログを参考にしているとおっしゃって下さいました。かって、証券会社はほとんどが営業マンのいる対面営業でした。正会員・非正会員合わせて200社を超えていましたが、今は何と20社に減っています。このブログはお世話になった投資家の皆さまや業界に対する感謝の気持ちで始めました。投資家さまだけでなく、証券営業マンのお役にも立てることは、この上ない喜びです。
途中からこのブログの読者になった皆さまに、参考までに、思いつくまま順不同で今までの注目銘柄を上げて見ますと、4304Eストアー、2352エイジア、4875メディシノバ、1413桧家HD、7771日本精密、2749JPHD、8938ロジコム、3277サンセイランディック等です。まだまだこれから出世すると思います。もっとありますが、今、再度の取材中で、タイミングを見てまた紹介します。