平野憲一の株のお話

これで落ち着けば良いけれど。

おはようございます。
 週明け18日のNY株。
 ダウは106.70ドル高の1万8004.16ドル、ナスダックは21.80ポイント高の4960.02ポイントと反発。ダウの1万8000ドルは9か月ぶりで、終値ベース史上最高値1万8312.39ドルが見えて来ました。NYSE出来高は8億5255万株。
 先週末の、増産凍結合意に至らずで原油価格が急落したことを嫌気して売り先行で始まりましたが、クウェートのストで原油価格が下げしぶると、ダウも買われました。まったく原油価格次第のNY株です。
 また、アップルは2%以上のマイナスで、後の水準を決定するのは、企業決算と言う見方も変わっていません。インテル、(19日)、ヤフー(19日)、グーグル(21日)、マイクロソフト(21日)がカギを握ります。

 日本株。
 原油、円高、業績の不透明感に、熊本地震の不安が加わり、昨日は大きく売られ、筆者日経平均予想レンジ16550円―16750円は、全く外れました。しかし、心配した為替が、意外に落ち着いている事から、このレンジに戻ると思います。それと、急落の中でも、マザーズ中心の中小型・新興市場株物色の流れが変わらない事を証明していましたね。今日は若干リターン・リバーサル的(買われたものが売られ、売られたものが買われる)動きになると思いますが。

 本日の日経平均予想レンジ 16550円―16750円

 熊本震災の事があって色々書くことを遠慮した為、昨日のブログでの4875メディシノバの書き方が誤解を与えたようです。すぐ書けばよかったのですが。筆者が感じた面白い事であって、何か特別な事ではないと思った為です。
 筆者の取材は、惚れた企業に対して所謂「深掘り取材」ですが、インサイダー情報を得ようとしているわけではありません。その信頼があるからこそ、経営者は筆者を受け入れてくれるのではないかと思っています。さてそのもったいぶってしまった内容ですが、①フォーブスが伝えたところによると、2016年1-3月期のナスダックのバイオセクターパフォーマンス第1位が当社である事。②日本企業の米国上場はADR(米国預託証券)の形で、たくさんありますが、直接上場は当社だけである事。③現在出来高は、日本2:米国1ですが、海外で本国の2倍の出来高がある企業は、おそらく世界で唯一当社だけ。どうです!面白いでしょう。当社はなんと世界注目企業なのです。これからナスダックで、認められてくると、本国の出来高が増え、米国リードの株価になって行く事も考えられます。ご存じの通り米国では値幅制限がありません。米国株価が大きく動いた場合、日本ではストップ高を何日も重ねなければなりませんが、最近の取引ルールの変更で、1日目の基準値はいきなり米国値段になります。どうです、面白いでしょ。逆もありますから注意ですよ。でもこれは、現在ある事実であって、新しい株価材料でもなんでもありません。だから、軽い気持ちで後日書こうと思っていたのですが、誤解を与えたようなので、今日慌てて書きました。がっかりした方はごめんなさい、面白いと思った方は拍手をお願いいたします。

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