平野憲一の株のお話

若干、風が良い方向へ。

おはようございます。
 12日のNY株。
 ダウは164.84ドル高の1万7721.25ドル、ナスダックは38.69ポイント高の4872.09ポイントと反発。MYSE出来高は9億7592万株。
 サウジアラビアとロシアが原油の増産凍結で合意したとの報道で原油価格が上昇し、欧州株が引けにかけて買われました。小幅高で揉みあっていたNY株もこの材料で、エネルギー株中心に上げ幅を広げました。
 IMFが、世界の成長率予想を下方修正しましたが、原油高材料の方がマーケットへの材料としては大きかったようで、影響は限定的でした。ただ、今後折に触れ悪材料となる可能性はありそうです。
 
 日本株。
 国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しは、厳しいものでしたが、特に日本に厳しく、ほぼ一人敗けで来期以降のマイナス成長を予測しています。今の政策でマイナス成長になるならば、そうならない為の強力な追加政策を出さなければならないのは理の当然で、この予測をお墨付きに、為替介入も出来る様になると市場が考えれば、「政策期待相場」に火がつくかも知れません。勿論、弱気筋にとっては「そら見た事か、日本はダメになるのだ」として、売り攻勢の材料にするかも知れませんが。
 今日は、為替が108円台半ば、原油が41ドル台後半と3重苦の内、2つが良好な状態なので、堅調な1日になると思われます。原油底割れによるファンド解約に備え、売り過ぎた海外勢がどう出るかで、反発力が決まります。7203トヨタの動きに注目しましょう。 イベント的には、第5回国際金融経済分析会合(グリアOECD事務総長と意見交換)があります。

 本日の日経平均予想レンジ 16000円―16200円。

 ところで、このブログは一昨年7月1日の筆者独立以来、感謝の気持ちを継続する意味で、1日も欠かさず更新してきましたが、今週末の3日間(金、土、日)お休みさせて頂きます。おかげさまで毎日忙しくさせて頂いておりますが、4月からの番組改正で、昼エクスプレス専業となり、金曜日の出演も無くなりました。週末まとまった時間が出来ると喜んでいたのですが、結局そこへ行事を入れますので、状況は同じです。それもまさに感謝!感謝!なのですが。
 ところが、予定表を見たら今週ぽっかり空いているではありませんか。衝動的にホテルの予約をしてしまいました。2泊3日の小旅行ですが、リフレッシュしてきます。宜しくお願いいたします。明日のブログはしっかり書きます。

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