おはようございます。
連休明け28日のNY株。
ダウは19.66ドル高の1万7535.39ドル、ナスダックは6.72ポイント安の4766.79ポイントとマチマチの動きでした。休み明けという事もありNYSE出来高は7億0659万株と低調でした。
欧州市場がまだイースターの休場中で、小動きスタートでした。発表された国内材料は、2月の個人所得は前月比0.2%増と市場予想を上回りましたが、1月分が0.5%増から0.1%増に下方修正され、材料になりずらい内容でした。また最も注目されていた2月の中古住宅販売成約が市場予想を大きく上回りましたが、翌日にイエレンFRB議長講演を控え、様子見の展開となりました。週末には雇用統計とISM製造業景況指数のイベントも控えます。
日本株。
相場の強さを量るシグナルはいくつかありますが、本日権利落ち日の動きはその一つです。最近は、分配金取得の関係で配当だけが欲しいファンドが、権利付最終日に買って、落ち日に売る傾向があるので、落ち日にはその分しっかり株価は下がります。それだけに、本日プラスになったら(1日で配当落ちを埋めたら)、それが強気相場のシグナルだと言うのが、昔からのアノマリー的相場観です。事実、埋められなかった昨年は、1年後(昨日)の水準は10%のマイナスですが、大幅高となった一昨年は、1年後の株価は30%のプラスとなっていました。今日の日経平均のプラスマイナスは、これから1年間の相場の、大きなインパクトになります。
本日の日経平均予想レンジ 16950円―17150円。
昨日4875メディシノバが一時ストップ高になりました。当社の主要パイプラインのMN-001(タイペルカスト)が中国で特許を取得したのが材料です。中国での件は、以前のミーティングで話題に出たので、「書いて良いですか」と岡島副社長に聞いたら、「進んでいる案件ではないので書かないで下さい」と言われ、アメリカの方ばかり見ていたので、実は忘れていました。しっかり進んでいたのですね。ほんとにこの会社は、紹介し甲斐のある面白い会社ですね。
2749JPHDも水準を上げて来ました。ブログにも書きましたが、取材に行くと、若い女性たちがきびきび動いていて、気持ちが洗われる感じです。1億総活躍銘柄の代表に相応しい会社だと感じます。
(注意)筆者紹介銘柄が次々に人気化し嬉しい事ですが、基本は「バイアンド・ホールド」です。短期的に動いたところ(特に25日移動平均との過熱かい離)は売っても良いですが、買戻しのタイミングを誤るとおいていかれる事がありますから注意してください。
また逆に、長期投資の銘柄ですから、エントリーのタイミングは、下げて来た調整場面を狙ってください。特に人気化して25日移動から異常に離れたところは、人気につられて買わないで下さい。ゆっくりやりましょう。今日の日経平均がマイナスになったり、不透明感のある全体相場は続くと思いますので、この個別物色相場はまだまだ続きます。チャンスはたっぷりあります。