平野憲一の株のお話

はっきりしません。

おはようございます。
 22日のNY株。
 ダウは41.30ドル安の1万7582.57ドル、ナスダックは12.79ポイント高の4821.66ポイントでした。NYSE出来高は8億4067万株と低調。
 ベルギーの連続爆発テロを嫌気して低調に始まりましたが、欧州株が堅調だったので、大きく売られる事なく揉みあいの一日でした。7連騰後の警戒感はありますが、アップル(0.9%高)等材料系の個別株は堅調でした。

 日本株。
 昨日は、4連続での509円安の半分以上を取り返す323円高となりましたが、出来高が示す通り、まだ本格反転の気運は高まりません。為替が112円台に戻ってホット一息ですが、これでは今1-3月、更に来期の企業業績の強気論が生まれていないからです。上値目標が18000円位では、17000円になると動きが鈍るののはしょうがありませんね。安いところで買い出動した外国人筋をもって、変化のきざしありと報告しましたが、彼らは早くも利食いを入れたそうです。ただ、彼らも安くなればまた買って来るようですし、今週の配当取り、4月1日の日銀短観から、FOMC、日銀政策決定会合、伊勢志摩サミット、ダブル選挙(予測)と続く、一連の予定を見ますと(我々は安倍カレンダーと言っていますが)、今後一方的に売られる感じもしません。

 本日の日経平均予想レンジ 16850円―17000円。

 個別株だけを見ましょう。
 筆者が今までご紹介した銘柄の、フォローアップのコメントを続けていますが、今日は夢真グループです。
 2362夢真HDはここ1年間は右肩下がりで、筆者銘柄としては外れたトップ企業です。2017年9月を最終年度とする中期経営計画の中の配当80円が独り歩きをしてしまい、現在の35円とのギャップを感じる投資家の売りが続いてしまった為です。しかし、昨年2018年9月期を最終年度とする新計画を策定しています。建設技術者派遣業界の環境は変わりなく順調です。顧客であるゼネコンの業績も非常に良いです。企業の右肩上がりの方向性は変わらないと思います。徐々に今までの負けを取り戻してくれると思っています。
 2458夢テクノロジーは夢真の子会社です。こちらは、エンジニア派遣に特化しています。機械、電気電子、IT、化学のエンジニア不足を背景に業績を伸ばしています。ここは、後日詳しく報告します。

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