平野憲一の株のお話

不思議な円高。

おはようございます。
 今週の日本株は、WTI原油が40ドルに乗せていて、不安な中国も、上海総合指数が2955ポイントと、回復相場入り口の3000ポイントが目前で、上値を期待したいところですが、この弱さはなんとした事でしょうか。
 原因は為替です。3月は過去7年連続で円安方向に動いたのですが、今年はどうした事でしょうか。隠れた原因があるのか、それとも単に8年目の習性を信じて円を売っていた筋のアンワインド(巻き戻し)なのか。とにかくこの不安が解消すれば、桜の開花と共に日本株にも春が来るのですが。しっかり調べたいと思います。

 しかし、われわれのやる事は一つ。個別株で勝負です。

 8938ロジコムを四季報で見ると、不動産転貸の中堅で、多摩・埼玉南部を地盤に倉庫業を営む会社となります。事業内容は不動産賃貸関連100%で、多角化から本業回帰となっています。つまりは、田舎の不動産屋さんと言うことになりますが、そうでは無く且つ先行きおもしろい会社なので、筆者としては投資家の皆さまに紹介する気になったのです。
 ヒントは、四季報にもある「ファンド」です。この100%子会社LCパートナーズとLCレンディングが確立した不動産ファンド関連事業の将来性が面白いのです。その将来性に着目してダヴィンチHDの金子修氏が動いたわけです。このファンドの説明はまたの機会にします。四季報を見た当社のIR担当者が、「電話で四季報の記者さんに、ファンドの説明と業績の関係を1時間も説明したのですが、理解されていない感じ」と言っていましたので、筆者も頭を整理しないといけないので。

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