おはようございます。
週明け14日のNY株。
ダウは15.82ドル高の1万7229.13ドル、ナスダックは1.81ポイント高の4750.28ポイントとFOMCの結果待ちの揉みあいでした。NYSE出来高も8億5825万株と低調でした。
FOMC だけでなく、15日には小売売上高、16日当日には消費者物価指数も控えて、やむを得ない様子見相場と言えます。しかし、原油先物の下落(37ドル台前半)や、終日経済指標の発表がない手掛かり難の日に、わずかと言えプラスになった事は、NY株に力がついてきた証拠かもしれません。
日本株。
こちらも本年初めての4連騰(3月4日)でSQ週に突入し3連続安と、節分天井説まで出ていましたが、それをなんとか凌ぎ、週末のNY株高の影響でしたが、週明け早々の300円高で先高期待が出て来ました。しかし、それを決定的なものにするには、本日の昼の日銀政策決定会合の結果と引け後の黒田総裁会見です。
マイナス金利導入後すぐの会合ですから、有るとすれば、ECBの様な、買い入れ規模やその範囲に触れる事ですが、兜町的には「安倍政権の正念場であるこの重要な時に、ぬるい手は打たないだろう」となりますが、正直追加策が出るのは30-40%の感じと言うのが市場の見方ではないかと思います。ともかく結果に対して、市場が温まって来ていますので、比較的好意的な反応をしてくれるのではないかと思っていますが、日経平均25日移動平均かい離率が5.49%、騰落レシオ115.29ともなっていますので、利益確定が出やすいタイミングでもあります。ま、波乱があったら狙っている個別株が買えると余裕を持って見守ったらどうでしょうか。
本日の日経平均予想レンジ 17000円―17500円。(会合結果で波乱もあるので広めにとっています)