おはようございます。
週明け22日のNY株。
ダウは228.67ドル高の1万6620.66ドル、ナスダックは66.18ポイント高の4570.61ポイントと大幅反落。NYSE出来高は10億0097万株。
現在のNY市場で、株価材料として最も過敏に反応する原油先物が大幅反発したことが主な原因ですが、このところ連続した世界情勢の悪材料出尽くし感と、それがG20を控えて、しばらく鎮静化するのではというファンド筋の読みで、買い戻しが入ったと思われます。
日本株。
国内にもいくつかの期待感が表れています。G20については、それ自体の期待感よりも、開催国としての中国が、景気、元相場、株価の対策で、開催当日の自国が批判の的にならないような操作が見え見えで、しばらく中国発の波乱は無いと言う安心感が出ています。事実上海総合指数は25日移動平均を一気に超え、3000ポイントが目前です。
また、円相場も、再び110円割れの動きに対しては、為替介入もありとの観測も出ています。さらに、GPIF改革の成否が問われる運用成績が、このままでは大変な事になる。3月を前に大きな株価対策が出ると言う観測も増えて来ました。海外の原油相場も更に上げ、7時現在33.34ドル(5%高)です。
昨日若干先取りした感もありますが、本日も堅調な動きが期待されます。このところ、月曜日高(5週連続)の後、相場は崩れています。流れが変わったか、本日の動きが試されます。
本日の日経平均予想レンジ 16000円―16300円。
昨日、6240ヤマシンフィルタ山崎社長へ1時間半ほどのインタビューを試みました。本当は一番聞きたかった中国情勢ですが、あと2、3年は厳しいとの事でした。現場で苦労する実感は正しいと思います。当社も下期の落ち込みを反映してこの度業績の下方修正を発表しています。
しかし、着々と次の手を打っており、強い将来性を感じました。
詳しい事は水曜日の日本証券新聞の筆者のコラム「兜町のご意見番 平野憲一の相場 表街道/裏街道」(ちょっとはずかしいタイトル)で書きます。