おはようございます。
週末26日のNY株.
ダウは57.32ドル安の1万6639.97ドル、ナスダックは8.26ポイント高の4590.47ポイントでした。NYSE出来高は10億3236万株。
資源株中心に欧州株が買われた事と、朝方の、市場予想を大幅に上回った10~12月期実質GDP改定値で買い先行で始まりましたが、その後発表された1月の個人消費支出も市場予想を上回った為、こちらは追加利上げが早まるとして売り材料となりました。原油先物も若干売られたので上記の結果となりました。
日本株。
日足では、15日の大陽線の後の揉みあいを抜け出したような感じですが、週足チャートで見ると、2種連続の陽線とは言え、まだ水準は3週前の大陰線の中にあります。トゥルーレンジ(14952.61円―16620.91円)の上限か、上ひげの17099.01円を上回らないと、少なくとも週足では底打ちと言えません。まず、日足のポイントである25日移動平均線(16500円)を上回らなければ話になりませんね。
そんな中で来週アメリカは、3月1日のスーパーチューズデー、週末の雇用統計という重要イベントがあります。また日本でも政策期待が高まっていますが、月初に衆議院で予算案を通さないと、月内自動通過(30日ルール)が出来ず、補正等追加政策に不透明感が出て来ます。
ダウ、SP500、ドイツDAX、イギリスFTSE100、更に原油も日足のW底を形成し、25日移動平均線をも上回って来ています。春は近づいている気配ですが、日経平均がこんなレベルで3月を過ごすことになると、アベノミクスの目玉であるGPIF改革に、10兆円以上の評価損が出来、7月選挙は戦えない事になります。本当の意味でアベノミクスの正念場が近づいていると思います。
来週の日経平均予想レンジ 15900円―16800円。
全体相場の不透明感に負けない平野銘柄の動きが活発になって来ました。それぞれの最新コメントを明日書きたいと思います。