平野憲一の株のお話

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米国3連休、欧州4連休。

おはようございます。
 24日のNY株。
 ダウは13.14ドル高の1万7515.73ドル、ナスダックも4.65ポイント高の4773.51ポイントと小反発。NYSE出来高は8億8732万株。
 連銀総裁の相次ぐタカ派発言で、利上げ観測が高まっていますが、この日も、セントルイス連銀のブラード総裁の早期利上げ発言で、ドル高(112円台後半)となり、ダウの下げは一時100ドルを超えました。その後、原油掘削リグ稼働数が減少したとの報道で原油価格が下げ渋り、株価も引けにかけてプラス圏に浮上しましたが、三連休前で、上値の重い展開でした。
 
 日本株。
 米国三連休前、欧州四連休前の本日の相場は、当然上値の重い展開が予想されます。本日の日経新聞に書かれている通り、あのレバETFも出来高が半減しています。外国人投資家はいづれ戻って来ると思いますが、しばらく面白くない相場が続きそうです。いつもの結論ですが、中小型個別株で楽しみましょう。

 本日の日経平均予想レンジ 16700円―16900円。

 3404Eストアーが昨日昨年来高値を更新しています。分割後の売り物も出ませんでしたね。と言うより皆拾われたようです。新春講演会や、雑誌等のメディアでも高い順位で紹介してきましたので、多少は買って頂いたと思います。嬉しい限りです。勿論、Eコマース(電子商取引)業界の日本一を目指す当社ですから、株価的にはこれからです。ぜひ応援してやって下さい。
 4304エイジア、4875メディシノバもきっちり25日線まで調整して出直りの気配です。出来れば筆者の紹介銘柄群でトップ集団を形成したいですね。

はっきりしませんね。だから、

おはようございます。
 23日のNY株。
 ダウは79.98ドル安の1万7502.59ドル、ナスダックは52.80ポイント安の4768.86と続落。NYSE出来高も8億6249万株と依然低調です。
 原油在庫の急増が発表され、原油先物が再び40ドルを割り込(7時現在39ドル台半ば)んだ為、エネルギー株を中心に売り先行となりました。
 また、相次ぐ連銀総裁の早期利上げ発言や、ベルギーのテロも市場に影を落とし、投資家の気持ちを萎縮させているようです。

 日本株。
 日経平均は昨年12月9日に200日線を下回ってから、現在まで浮かび上がることが出来ず、現在9%のマイナスかい離になっています。200日移動平均線は、強気相場と弱気相場を分けるボーダーラインです。200日線の下では戻り売りが最良の方法となります。しかも、為替の水準から、来期の増益が見えてこない現在、17000円台では買いがピタリと止まり、18715円の200日線の影も踏めません。
 しかし、サプライズのある鹿島の決算を受けてゼネコンにファンド系の買いが入る等、個別株の物色意欲を持っているのは個人投資家だけではありません。個別物色が益々盛んになると思います。そして皮肉な事に、17000円台を買い上がるのは、空売り筋と言う事になりそうです。
 日経平均は、2013年5月に14000円に乗せた後、昨年2015年6月の20952円まで、約50%上げましたが、この間2013年には16兆円も買い越した外国人筋の目から見たドル換算の日経平均は、140ドルから160ドル台半ばまで20%程しか上げていません。その上で15年6月以降11兆円にも及ぶ利確行動に出たわけですが、それでも現在150ドルを保っています。人口減少や成長性の減退で日本市場の絶対的魅力は薄れてはいますが、外国人から見たこの流動性や、相対的出遅れ感は、まだ十分投資対象として価値があると思われます。リスクオフの円買い現象(日本の価値判断)が変わらない限り、株式市場に外国人が再び戻って来る可能性は十分あると思います。

 本日の日経平均予想レンジ 16800円―16900円。

 国交省が不動産投資市場の拡大に向けた成長戦略を取りまとめる方向で、リート市場が高値追いになっています。8938ロジコムはリートの卵です。今後の柱となる「LCリテールファンド」は商業施設に特化した日本で唯一のファンドです。2015年10月末155億円の小規模ファンドですが、おそらく今月末には250円規模になると思いますし、その成長性の先にはこのファンドを核にした上場リートや海外リート設立も可能です。言わばIPO企業を市場でいくらでも買えるイメージです。

はっきりしません。

おはようございます。
 22日のNY株。
 ダウは41.30ドル安の1万7582.57ドル、ナスダックは12.79ポイント高の4821.66ポイントでした。NYSE出来高は8億4067万株と低調。
 ベルギーの連続爆発テロを嫌気して低調に始まりましたが、欧州株が堅調だったので、大きく売られる事なく揉みあいの一日でした。7連騰後の警戒感はありますが、アップル(0.9%高)等材料系の個別株は堅調でした。

 日本株。
 昨日は、4連続での509円安の半分以上を取り返す323円高となりましたが、出来高が示す通り、まだ本格反転の気運は高まりません。為替が112円台に戻ってホット一息ですが、これでは今1-3月、更に来期の企業業績の強気論が生まれていないからです。上値目標が18000円位では、17000円になると動きが鈍るののはしょうがありませんね。安いところで買い出動した外国人筋をもって、変化のきざしありと報告しましたが、彼らは早くも利食いを入れたそうです。ただ、彼らも安くなればまた買って来るようですし、今週の配当取り、4月1日の日銀短観から、FOMC、日銀政策決定会合、伊勢志摩サミット、ダブル選挙(予測)と続く、一連の予定を見ますと(我々は安倍カレンダーと言っていますが)、今後一方的に売られる感じもしません。

 本日の日経平均予想レンジ 16850円―17000円。

 個別株だけを見ましょう。
 筆者が今までご紹介した銘柄の、フォローアップのコメントを続けていますが、今日は夢真グループです。
 2362夢真HDはここ1年間は右肩下がりで、筆者銘柄としては外れたトップ企業です。2017年9月を最終年度とする中期経営計画の中の配当80円が独り歩きをしてしまい、現在の35円とのギャップを感じる投資家の売りが続いてしまった為です。しかし、昨年2018年9月期を最終年度とする新計画を策定しています。建設技術者派遣業界の環境は変わりなく順調です。顧客であるゼネコンの業績も非常に良いです。企業の右肩上がりの方向性は変わらないと思います。徐々に今までの負けを取り戻してくれると思っています。
 2458夢テクノロジーは夢真の子会社です。こちらは、エンジニア派遣に特化しています。機械、電気電子、IT、化学のエンジニア不足を背景に業績を伸ばしています。ここは、後日詳しく報告します。

配当取りで強含み。

おはようございます。
 週明け21日のNY株。
 ダウは21.57ドル高の1万7623.87ドル、ナスダックは13.23ポイント高の4808.87ポイントでした。2月中古住宅販売件数が予想を下振れた事や、前週の利益確定の売りで弱含みで進んでいましたが、堅調な原油相場を背景に後場になって買いが入り、プラス圏で終わりました。ダウはこれで7連騰です。
 ドルも、アトランタ連銀のロックハート総裁や、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁の発言で、4月―6月の追加利上げの可能性が高まり若干買い戻されました。
  
 日本株。
 WTIが41ドル台、上海総合指数が3018.8ポイントで、ドル円も111円90銭台とくれば、さすがに主力株と言えども少しは買ってみようかと言う気になるかも知れませんね。特に今週は配当取りが入り易い週です。新規上場は、チエル<3933>がジャスダックです。先週末は大安吉日だったのでいっぺんに6銘柄も上場して混乱しましたが、今日は冷静になるでしょう。

 本日の日経平均予想レンジ 16700円―16900円。

 「AM事業・PM事業の拡大と、SPCのノンリコ化がどれだけ進むか。メザニンもどれだけ集まるか。今年1年間が勝負の時だと思っています」(本荘社長)と言われても、この言葉の価値が分かるのはダヴィンチHDの金子修氏等の専門家だけで、一般投資家はさっぱり分かりません。午前と午後にノリコさんがどうした?って?。
 金子氏は「ほっといても株は上がるよ」と言っているらしいですが、株価を意識するならば分かり易いIRが必要です。8938ロジコムの事です。

不思議な円高。

おはようございます。
 今週の日本株は、WTI原油が40ドルに乗せていて、不安な中国も、上海総合指数が2955ポイントと、回復相場入り口の3000ポイントが目前で、上値を期待したいところですが、この弱さはなんとした事でしょうか。
 原因は為替です。3月は過去7年連続で円安方向に動いたのですが、今年はどうした事でしょうか。隠れた原因があるのか、それとも単に8年目の習性を信じて円を売っていた筋のアンワインド(巻き戻し)なのか。とにかくこの不安が解消すれば、桜の開花と共に日本株にも春が来るのですが。しっかり調べたいと思います。

 しかし、われわれのやる事は一つ。個別株で勝負です。

 8938ロジコムを四季報で見ると、不動産転貸の中堅で、多摩・埼玉南部を地盤に倉庫業を営む会社となります。事業内容は不動産賃貸関連100%で、多角化から本業回帰となっています。つまりは、田舎の不動産屋さんと言うことになりますが、そうでは無く且つ先行きおもしろい会社なので、筆者としては投資家の皆さまに紹介する気になったのです。
 ヒントは、四季報にもある「ファンド」です。この100%子会社LCパートナーズとLCレンディングが確立した不動産ファンド関連事業の将来性が面白いのです。その将来性に着目してダヴィンチHDの金子修氏が動いたわけです。このファンドの説明はまたの機会にします。四季報を見た当社のIR担当者が、「電話で四季報の記者さんに、ファンドの説明と業績の関係を1時間も説明したのですが、理解されていない感じ」と言っていましたので、筆者も頭を整理しないといけないので。

外国人投資家、最大の売り越し?

おはようございます。
 17日のNY株。
 ダウは155.73ドル高の1万7481.49ドル、ナスダックは11.02ポイント高の4774.99ポイント。ダウは5連騰で昨年末をようやく上回りました。NYSE出来高も、10億4004万株と10億株ペースに戻りました。
 前日のマーケットは、FOMCが予想通りだった為動きがなく、この日も小動きで始まりましたが、フィラデルフィア連銀3月の製造業景況指数が市場予想を大きく上回り、WTI原油先物が40ドルに乗せた為、ジリジリと買いが入って来ました。アメリカ経済に明るさが戻って来ています。

 日本株。
 昨日発表された外国人投資家の売り越し額は1兆1932億円で、1982年7月の集計以来最大として、大変な事(日本売り!)のように報道されていますが、全く心配ないと思います。こんな数字になったのは、すべてメジャーSQせいです。「裁定解消」と、「マイナス金利発表で日本を出る決定をした一部のファンドの残額分」をメジャーSQで処理(筆者推定)した為です。これについては連絡済なので、証券自己が引き受けてマーケットには大きな影響がなかったわけです。大事なのはその後の外国人投資家の意向ですが、筆者が調べた範囲ですが、明らかに変わって来ました。マーケットが少し下向くとすぐに売っていた某ファンドはまったく売っていません。休眠状態だったロングオンリーの某ファンドは目を覚まし、少しですが買って来ました。何よりも彼らが「外国人投資家(笑)は変わって来たよ」と言っています。考えたら当たり前の事で、現物先物合計では、昨年と今年で10兆円を超える売り越しです。直近も16週連続売り越しで、そろそろ売り疲れても良いころです。
 少なくとも、3月末までは、余裕のできたGPIFの買いは続きますので、大きな下げは無く、ジリ高相場となると思われます。また、4月以降のスケジュール(伊勢志摩サミット・参院選)を考えますと、急激に変わるとも思えません。

 この流れをぶち壊すとしたら、為替です。相場は何が起きるか分かりません。引き続き、中小型・新興市場の個別株物色に邁進しましょう。

 本日の日経平均予想レンジ 16800円―17000円。

FOMCは終わりましたが。

おはようございます。
 16日のNY株。
 ダウは74.23ドル高の1万7325.76ドル、ナスダックは35.30ポイント高の4763.97ポイント。NYSE出来高は9億4167万株。
 さあ、FOMCの結果が出ました。出ると同時に、マイナス圏いたダウは一時120ドル高となりました。FOMC参加者の金利見通し(ドットチャート)で、年内の利上げ回数が2回となった為です。ただ、株価の反応が示す通り、ほぼ市場予想通りの結果と言えます。また、OPEC加盟・非加盟国による増産凍結に向けた会合が来月開催されるとの報道で、WTI原油先物が38ドル台後半(7時現在38ドル70セント)に買われた事も買い材料となりました。

 日本株。
 FOMCはほぼ予想通りの結果で、アメリカ経済の安定、欧米株もしっかりで、原油高と来ると、今日の日本株は期待できるところですが、利上げが年内2回となると、3回・4回を期待してドルを買っていた投資家からするとドル売り材料で、為替は112円台に入っています。政権側の戦略も見え見えになって来て、大きく売られる感じもせず、今日も複雑な日本株です。
 その見え見えの戦略ですが、5月に迫る伊勢志摩サミットは、言わば金融サミットです。その為に、ノーベル経済学者スティグリッツ氏を呼んで、アベノミクスの地位を確定する国際金融経済分析会合が昨日開かれました。このアベノミクスの国際的地位を確定する会合は、伊勢志摩前に5回以上開くとの事で、更なるノーベル経済学者が来日する予定です。当然、来年4月の消費税増税延期・中止の大義名分会合にもなるでしょう。この雰囲気では、売り方も大きく売り込めませんね。
 需給も、裁定買い残20億株・3兆円までは圧迫要因ではありません。ジリ高要因です。11日現在、14.4億株・2兆円です。
 マザーズ指数は昨年8月のレベルに来ています。昨年8月と言えば日経平均2万円のレベルです。個別株でそこそこうまくいっている投資家の体感温度は2万円という事になります。高値警戒感も出ていますが、筆者は体感温度ひとまず2万3000円と見ています。企業の成長と共に資産が増えていく原点回帰に戻る投資家がどんどん増えているからです。

 本日の日経平均予想レンジ 16850円―17150円。

 2分割をした後もなかなか売り物が出ず下がってくれない電子商取引の4304Eストアーです。大きく買われた後の頂上付近での揉みあいですから、筆者としては下がってほしいと思っているのですが、株は思ったようにはぴったり動いてくれませんね。25日移動平均830円台が追いかけて来ていますので、市場全体の不安感で売り物が出る事を期待して、指値をしておいたらどうかと思います。社内のお客店のコンテスト(ネット大賞)で、月間売上8億円の商店が出て来ました。当社の戦略の方向性は間違いないと思います。

次はFOMC。疲れますね。疲れない筆者銘柄で。

おはようございます。
 15日のNY株。
 ダウは22.40ドル高の1万7251.53ドル、ナスダックは21.61ポイント安の4728.67ポイントと、FOMCの結果待ちでまさにマチマチの結果でした。原油先物が36ドル台への下落や欧州株安を受けて、売り先行で始まりました。しかし、注目の2月小売売上高や3月NY連銀製造業景況指数が良好な数字だった為、買いも入りましたが、FOMCの結果とイエレンFRB議長の会見を控えて上値追いは出来ず、上記の結果となりました。
 市場では、追加利上げは今回は見送りが大勢ですが、イエレン議長の記者会見内容や委員の金利見通し(ドットチャート)に注目が集まっているます。とにかく、日本時間明日未明に結果が出ます。
 
 日本株。
 こちら日銀政策決定会合の結果は、予想通りではありましたが、期待派には若干の失望でした。マイナス金利導入1か月後の会合なので、金利政策の追加は無いにしても、ドラギマジックを受けて、若干のαは期待されましたが、MRFをマイナス金利から除外すると言うのはいかにも小さすぎるαでした。市場も、引け後の黒田総裁会見待ちとは言え、消化不良の結果となり、筆者の波乱予想は外れました。しかし、二日またがりでの波乱になるかも知れません。今日は、為替が夜のうちに112円台(現在は113円台回復)を付け、原油価格36ドル台で帰ってきています。また不透明な動きを余儀なくされそうです。但し、3月10日暴落説については、一昨日ライブ出演して頂いたビル・ロジャース氏は、「そんなことは言っていない。この安いところは全力ではないが日本株を買った」と言っていました。(本番では氏の3月10日暴落説の話には触れませんでした)

 本日の日経平均予想レンジ 16850円―17200円。

 「波乱があったら狙っている個別株が買えると言う余裕を持って」と申し上げて来ました。今日の日証新聞では筆者の銘柄の一口コメントを載せました。
エイジア(2352・東マ)、JPHD(2749・東証1部)、Eストアー(4304・JQ)、日本精密(7771・JQ)、メディシノバ(4875・JQ)、桧家ホールディングス(1413・名2)、サンセイランディック(3277・東証1部)の7銘柄です。次回も他の筆者銘柄のコメントを載せようかなと思っています。(決定ではありません。有望銘柄や良いタイミングがあればそれを載せます)
疲れる相場ですが、筆者銘柄の押し目を買えば、少し疲れがとれるかも知れません。(笑)

会合結果待ち。

おはようございます。
 週明け14日のNY株。
 ダウは15.82ドル高の1万7229.13ドル、ナスダックは1.81ポイント高の4750.28ポイントとFOMCの結果待ちの揉みあいでした。NYSE出来高も8億5825万株と低調でした。
 FOMC だけでなく、15日には小売売上高、16日当日には消費者物価指数も控えて、やむを得ない様子見相場と言えます。しかし、原油先物の下落(37ドル台前半)や、終日経済指標の発表がない手掛かり難の日に、わずかと言えプラスになった事は、NY株に力がついてきた証拠かもしれません。

 日本株。
 こちらも本年初めての4連騰(3月4日)でSQ週に突入し3連続安と、節分天井説まで出ていましたが、それをなんとか凌ぎ、週末のNY株高の影響でしたが、週明け早々の300円高で先高期待が出て来ました。しかし、それを決定的なものにするには、本日の昼の日銀政策決定会合の結果と引け後の黒田総裁会見です。
 マイナス金利導入後すぐの会合ですから、有るとすれば、ECBの様な、買い入れ規模やその範囲に触れる事ですが、兜町的には「安倍政権の正念場であるこの重要な時に、ぬるい手は打たないだろう」となりますが、正直追加策が出るのは30-40%の感じと言うのが市場の見方ではないかと思います。ともかく結果に対して、市場が温まって来ていますので、比較的好意的な反応をしてくれるのではないかと思っていますが、日経平均25日移動平均かい離率が5.49%、騰落レシオ115.29ともなっていますので、利益確定が出やすいタイミングでもあります。ま、波乱があったら狙っている個別株が買えると余裕を持って見守ったらどうでしょうか。

 本日の日経平均予想レンジ 17000円―17500円。(会合結果で波乱もあるので広めにとっています)

さあ、始まります。

おはようございます。
 メジャーSQが終わりましたが、株式市場への資金の流れはどうなるでしょうか。好転反応を経たマイナス金利の影響で、筆者が期待する資金流入は起きるのでしょうか。5月にはアメリカで、6月には日本で大量の配当金が入りますが、それまでの市場の水準を決めるのが、今日から始まる日銀政策決定会合です。これが不発に終わり、17000円を維持できないと、連続するFOMCの評価が変わります。つまり、再利上げ見送りを、好材料と取らないで、景気停滞と取って売り材料にする危険性があります。逆に、日本が活況な上値トライの姿を見せれば、再利上げ見送りを素直に好材料としてアメリカ株も騰がるという事になると思います。どうなるか、手に汗握っています。

 本日の日経平均予想レンジ 16950円―17200円。

 昨日、1980年代のアイドル・森田日記のコンサートに行って来ました。青春時代を思い出して楽しいひと時でした。そこで一つ大発見。ピアノ伴奏の土肥弘明さんが抜群にうまいのです。打楽器なのに時々吹奏楽器の伴奏が付いているような錯覚に陥りました。常識では考えられない事ですね。
 家に帰って、ふと思いだして、3237イントランスの麻生社長から頂いた著書[「常識」を疑いなさい。]を読み返してみました。うっかりしていました。当社はあの2月12日の安値が160円なのですね。地相場230円前後に戻っていますが、筆者は今、デフレに強いビジネスモデルを持つ不動産会社3277サンセイランディックを紹介していますが、デフレに強いのは経営者のアイデアもあります。会社の発展と共にだんだんプロジェクトの規模が大きくなっているので、売上高計上に対して利益だけが先行し、麻生マジックがそれほど目立ちませんが、3237イントランス、安いところを拾っておくと、何度も楽しめる銘柄だと思います。

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