おはようございます。
先週末のNY株は、雇用統計の結果やISM製造業景況指数を受けて、ダウは107.66ドル高、ナスダックは44.69ポイント高で帰って来ていますが、原油が36ドル台、為替が111円台ですので、今日も神経質な展開が予想されます。
本日は大きなイベントはありません。しかし、予定表見ますと、3月日銀短観「企業物価見通し」(午前8時50分)、3月のマネタリーベース(午前8時50分)、3月末現在の日銀保有国債銘柄別残高・国庫短期証券銘柄別買い入れ額・受け入れ担保残高(午後5時)と日銀関係の発表がたくさんあります。
考えて見ますと、日銀の量的・質的金融緩和導入から3年です。マーケットは、その辺を、反省を踏まえてじっくり考察する事になるかも知れません。
本日、東京・新宿駅南口に国内最大規模のバスターミナル「バスタ」がオープンします。出発地点でバスを乗りちがえると、目的地から大きく外れてしまいます。「楽しい株人生」の為にも、乗りちがえないよう気を付けなければなりません。
本日の日経平均予想レンジ 16150円―16300円。
第1回MIJS Japan Valley Summit
2016年4月3日
おはようございます。
ヒデさんのコメントで、「貴殿は裏街道ではありません。王道です」と言って頂きました。ありがたい事です。確かに、応援する企業と共に投資家の資産も増えると言う意味では、「投資の王道」です。ただ、「人の行く裏に道あり花の山」と言う相場格言もあるとおり、(一流企業を目指す当該企業には、裏じゃないと言われそうですが)裏街道に咲く花、まだ汚れていない、投資家に利益をもたらす銘柄(花の山)をご紹介できることは、筆者の無上の喜びです。
このブログを見ている投資家が、証券会社の担当営業マンに「当たり過ぎる。何かカラクリがあるのではないか」と疑問を投げかけたそうです。確かにこのブログの銘柄で既に資産が倍増している投資家もいらっしゃると聞いていますので、今までずっとうまくいっていなかった方からすると、不思議な事かも知れません。
お答えします。カラクリはありません。たまたまマーケットのニーズにぴったりハマっているだけです。筆者も45年の経験で、「当たり屋と言われたころから曲がり出し」という相場川柳は、痛いほど経験しています。ただ、筆者は当てに行っているわけではありません。割安銘柄をただただ紹介しているだけです。当てに行かなければ外れる事は無いと確信しています。
そして夢は、10倍になる銘柄をスタートから紹介する事です。
初取材の時、「平野さんに迷惑をかけないように頑張ります」と言う美濃社長の言葉に惚れた2352エイジアは1000円からの紹介ですが、その後何度かお会いした気安さで、先日「御社株価1万円の条件」を逆提示させて頂きました。「それはかなり厳しい」とおっしゃっていましたが、満更でもない様子でした。
その美濃社長から明日の「第1回MIJS Japan Valley Summit」にお誘い頂きました。MIJSは日本型シリコンバレーを目指す熱い志を持ったソフトウエア開発会社の集まりで、設立11年目の今回、新ビジョン紹介の記念すべき第1回目のイベントです。文系高齢者の典型である筆者にとっては、場違いな感じもしますが、頑張って勉強してきたいと思います。出来れば、ダイヤモンド原石と巡り会える期待を持って。
おはようございます。
1日のNY株。
ダウは107.66ドル高の1万7792.75ドル、ナスダックは44.69ポイント高の4914.54ポイントと反発です。NYSE出来高は9億8392万株。
注目の3月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比21万5000人増で、市場予想の20万人を上回りました。ただ、4%もの原油安(増産凍結期待後退)が嫌気され、売り先行となりました。しかし、その後発表された3月のISM製造業景況指数が51.8と前月の49.5から大幅に上昇していた為、買いが入り、ダウは100ドルを越すプラス圏で引けました。雇用統計で、製造業の就業者数に限ると、2万9000人減で、製造業に対する不安感が高まっていましたが、それを払しょくする好不調の分かれ目の50台乗せで、景気の先行きへの安心感が広がりました。景気好調でも4月の利上げは無いと言う、非常にバランスの良い米国株式市場です。
日本株。
それに引き替え日本は、先が見えない状態で、日経平均は600円近い下げ。日銀短観の内容で確認するまでもなく、日経平均予想EPSは下がり続け、昨日はとうとう1120円割れです。外国人投資家は口をそろえてPER15倍以上は買えないと言っています。1120*15、このままでは16800円が上値抵抗線になってしまいます。これから再び始まる世界金融政策イベント(13日から、G20財務相・中央銀行総裁会議、ECB、FOMC、28日の日銀政策決定会合まで)に期待がかかりますが、日本の企業業績が高まってこないと何も始まりません。昨年11月30日の1275円68銭を抜く勢いを見せれば、15倍(そうなるとこの時点で1275.68*15は19135円)の壁をも超える事が出来るのですが・・。日銀政策決定会合が終わるあたりで国内企業決算のピークを迎えますが、「意外にイイね」となってほしいものです。
来週の日経平均予想レンジ 15800円―16800円。
昨日はさすがに我が裏街道も、表街道の嵐の影響を若干受けましたが、1429日本アクアが390円ストップ高で気を吐いています。これも我が裏街道銘柄の1つで、最近書いてなかったので、来週取材する予定でした。いちよし経済研究所がフェアバリュー600円と言う超強気レポートを出して先を越されました。対抗意識ではありませんが、正直、600円へ行く力が今の日本アクアに有るかどうかは分かりません。こちらもしっかり取材します。
来週も、「わが銘柄群は永遠です」(長嶋茂雄さんの物まねで言っています)
おはようございます。
31日のNY株。
ダウは31.57ドル安の1万7685.09ドル、ナスダックは0.56ポイント高の4869.85ポイント。NYSE出来高は9億9679万株。
新規失業保険申請件数は、季節調整済みで27万6000件と、前週比1万1000件増加し、市場予想も上回りましたが、市場への影響は限定的でした。
逆に、3月のシカゴPMIが市場予想を上回った事が発表された段階で、ダウは若干売られましたが、雇用統計を前にした小動きな一日でした。
日本株。
昨日の2015年度最終日の相場は、手掛かりのつかめないまま、昨年3月末比13%安で終わりました。25日移動平均をも下回ってしまいました。
今日から新年度ですが、明日が見えない状態で、8時50分に日銀短観(コンセンサスは大企業製造業DIプラス8、非製造業プラス23)、10時に3月の中国製造業PMI(予想49.5、国家統計局)、10時45分3月の財新・中国製造業PMI(予想48.5、英マークイット)、今晩の米雇用統計(予想は非農業就業者数プラス20万人、失業率4.9%、時間賃金プラス0.2%)と続く、4月1日のイベントに神経質な反応を積み重ねるだけです。そして我々が安倍カレンダーと呼ぶ来週から夏の選挙までの予定表に沿って、日経平均の攻防戦が続きます。
その攻防戦を解説するのが筆者の仕事ですが、そんな流れを避けて、日本証券新聞のコラム名にある通り、相場の裏街道にある有望株を紹介するのも使命だと思っています。最近の市場人気は、どちらが裏か分からない感じですが、今後も地道に街道を歩き、良いものを見つけたいと思います。新年度の誓いでした。
本日の日経平均予想レンジ 16750円―17000円。
さあ、今会計年度最終日です。
2016年3月31日
おはようございます。
30日のNY株。
ダウは83.55ドル高の1万7716.66ドル、ナスダックは22.67ポイント高の4869.29ポイントと反発。NYSE出来高は8億2391万株と若干低調です。
追加利上げを急がないイエレンFRB議長の発言で堅調だった欧州株の動きを受け、買い先行で始まりました。この日は、シカゴ連銀のエバンズ総裁も、イエレンFRB議長と同様の発言をした為、好感されました。
しかし、ADP雇用報告が市場予想を上回った為、週末4月1日の3月雇用統計も強い数字が連想されて、若干上値を押さえる結果になっていました。
日本株。
昨日の日経平均は、期末(本日)のドレッシング高期待より、原油安や122円台半ばの円高不透明感が上回り、224円安の続落で17000円も割れてしまいました。本日の反発(欧米株の動きから)で、どこまで戻すか。17000円を維持して終われるか。GPIF改革の是非が問われる昨年9月の17388円へどれだけ接近できるか、注目です。明日は、日銀短観、米雇用統計、中国PMI発表がある重要な日ですが、それはそれで、ひとまず今日は今日の需給の勝負です。
日経平均は1万7000円レベルですが、主力株中心の個人投資家の感覚は、1万5000円位でしょうか。逆に人気の中小型個別株が口座にいくつか入っていると、2万円位の感覚でしょう。天と地ほどの違いがあります。今後はどうなるのか。
筆者は、今批判されているマイナス金利に押し出された需給バブルがいずれ来て、2万円どころか3万円相場もあると確信していますが、現在日経平均EPSは1134円と、昨年11月30日の1275円から下がって来ており、来期の見通しも今の為替水準から見て芳しくありません。4月以降は海外ファンド決算の都合で再び主力株に波乱が生じる事も考えられます。従って今後も、今の個別物色が続くと思っています。と言うより、株でプラスを取るにはそれしか道が無いと思っています。
本日の日経平均予想レンジ 16950円―17200円。
日本証券新聞を読んでいる投資家は、第1面に4304Eストアーの文字が刷り込まれているのをご存知ですか。今日も1面右中央にありますので、確認してください。前に、Eストアーの石村社長(アスキー西氏の最後の直弟子)に、「正直、御社のやっている事がよく分かりません」と言ったら、Eストアーは何屋なのか?と言う、21ページにも及ぶ解説書を筆者の為に作ってくれました。電子商取引がよく分かる優れものです。機会があれば4月以降の筆者の番組で是非取り上げたいと思っています。とにかく経営者が、電子商取引のトップ企業を目指す自社の将来に比べ、実態より評価が低く、よく理解されていない株価に対して、丁寧に前向きに説明する強い意欲を持っているという事は、銘柄選びの大きな要素ですね。
おはようございます。
29日のNY株。
ダウは97.72ドル高の1万7633.11ドル、ナスダックは79.83ポイント高の4846.62ポイントと反発。NYSE出来高は9億6884万株。
注目のイエレン議長の講演を前にして、ダウは一時100ドルを越す下げとなりましたが、内容が、追加利上げを慎重に進める「ハト派」的なものだった為、一気に買い戻されました。昨日の日経新聞で解説されていたように、金利先物から計算される4月利上げの可能性は12%と言う低いものですが、各連銀総裁の「タカ派」発言が相次いで、市場に不安感を与えていました。週末の雇用統計で強いシグナルが出ても、議長の発言から、一気に利上げはなさそうで、やや安心となりました。
日本株。
1年間の趨勢を決めると言われる昨日の日経平均には、1日で配当落ちを埋めるインパクトのある結果を期待したのですが、30円安と言う中途半端な事になりました。それでも実質100円高という事で、それなりの相場が期待できます。それなりの相場とは、大きく売られる事は無いけれども、一気に17000円台を買い上がる強い相場でもないという事です。
そこで、ますます個別物色が活発になる事になります。「1億総活躍」の中心、認可保育園の2749JPHDは引き続き元気ですが、アベノミクスの1丁目1番地、不動産業界も注目です。地所や三井不も良いですが、特徴のある中小型不動産株がもっと良いです。
3277サンセイランディックは、底地ビジネスのトップ企業です。日本の土地には、地主とその土地の借地権者と、更にその上の建物の借地権者が存在する3階建ての土地が多数存在します。その調整をして、土地を生き返えらせる仕事で、複雑なビジネスなので、大手は参入していません。潜在顧客は100万人と言われています。前途洋々の会社なのです。
貸倉庫業の8938ロジコムは、いずれリートに育つ、全国の商業施設に特化したファンドを造成中です。この株を買う事は、上場前のリートを買う事になります。ダビンチの金子氏が第三者割当ですでに取得しています。
本日の日経平均予想レンジ 1万7千円―1万7200円。
おはようございます。
連休明け28日のNY株。
ダウは19.66ドル高の1万7535.39ドル、ナスダックは6.72ポイント安の4766.79ポイントとマチマチの動きでした。休み明けという事もありNYSE出来高は7億0659万株と低調でした。
欧州市場がまだイースターの休場中で、小動きスタートでした。発表された国内材料は、2月の個人所得は前月比0.2%増と市場予想を上回りましたが、1月分が0.5%増から0.1%増に下方修正され、材料になりずらい内容でした。また最も注目されていた2月の中古住宅販売成約が市場予想を大きく上回りましたが、翌日にイエレンFRB議長講演を控え、様子見の展開となりました。週末には雇用統計とISM製造業景況指数のイベントも控えます。
日本株。
相場の強さを量るシグナルはいくつかありますが、本日権利落ち日の動きはその一つです。最近は、分配金取得の関係で配当だけが欲しいファンドが、権利付最終日に買って、落ち日に売る傾向があるので、落ち日にはその分しっかり株価は下がります。それだけに、本日プラスになったら(1日で配当落ちを埋めたら)、それが強気相場のシグナルだと言うのが、昔からのアノマリー的相場観です。事実、埋められなかった昨年は、1年後(昨日)の水準は10%のマイナスですが、大幅高となった一昨年は、1年後の株価は30%のプラスとなっていました。今日の日経平均のプラスマイナスは、これから1年間の相場の、大きなインパクトになります。
本日の日経平均予想レンジ 16950円―17150円。
昨日4875メディシノバが一時ストップ高になりました。当社の主要パイプラインのMN-001(タイペルカスト)が中国で特許を取得したのが材料です。中国での件は、以前のミーティングで話題に出たので、「書いて良いですか」と岡島副社長に聞いたら、「進んでいる案件ではないので書かないで下さい」と言われ、アメリカの方ばかり見ていたので、実は忘れていました。しっかり進んでいたのですね。ほんとにこの会社は、紹介し甲斐のある面白い会社ですね。
2749JPHDも水準を上げて来ました。ブログにも書きましたが、取材に行くと、若い女性たちがきびきび動いていて、気持ちが洗われる感じです。1億総活躍銘柄の代表に相応しい会社だと感じます。
(注意)筆者紹介銘柄が次々に人気化し嬉しい事ですが、基本は「バイアンド・ホールド」です。短期的に動いたところ(特に25日移動平均との過熱かい離)は売っても良いですが、買戻しのタイミングを誤るとおいていかれる事がありますから注意してください。
また逆に、長期投資の銘柄ですから、エントリーのタイミングは、下げて来た調整場面を狙ってください。特に人気化して25日移動から異常に離れたところは、人気につられて買わないで下さい。ゆっくりやりましょう。今日の日経平均がマイナスになったり、不透明感のある全体相場は続くと思いますので、この個別物色相場はまだまだ続きます。チャンスはたっぷりあります。
権利付最終日、権利は取るべきか取らざるべきか。
2016年3月28日
おはようございます。
さあ今日は権利付最終日です。今日権利を取ったら得か損か。
岡三証券からレポートが出ていますので、要約して紹介します。
<一般論>
まずは、期末の配当取りの優位性について仮定条件①②を用いて一般論で検証。
~仮定条件~
① 権利付最終売買日(3/28)終値:1,000円 ②予想配当金:30円/株
権利付最終売買日(3/28)に終値1,000円で買えば、投資家は予想配当金30円(3%)を受け取る権利が得られる。この株の翌日(3/29)の始値は理論上、配当分だけ現金が社外に流出することを考慮すると970円になる。この場合の損得は、30円の含み損を抱える一方で30円の配当金を受け取るため、ゼロ(受け取る配当金には税金がかからないと仮定)
次の検証。
~データの検証方法~
①採用指数:
TOPIX、TOPIXCore30、東証2部、マザーズの配当込み指数
② 検証方法:
多くの企業が配当基準日としている9月および3月に着目し、それぞれ1ヵ月前(2月、8月) の月末に投資を行い、その後各決算期末の権利付最終日に反対売買した場合と翌日に反対売買した場合のパフォーマンスを比較(売買株価は該当日の終値)
③対象期間:
2011年2月~2015年9月(期間中計10回のトレード)
~結果~
9月と3月において配当を取り続けた場合のほうが、そうではない場合に比べて、優位性があることが検証された。特に、マザーズにおいては配当を取った方が計10回の累積リターンで15%以上アウトパフォームしたという結果が得られた。
(グラフを使ったレポートなので、この文章ではちょっと分かりにくいと思いますが)、結論から言うと今日の配当権利は、取った方が有利で「おトク」であると言うレポートです。
本日の日経平均予想レンジ 16850円―17100円。
おはようございます。
昨日は、日経CNBC4月からの新コーナーのリハーサルに行って来ました。各コメンテーターが、それぞれの分野で話す週1回のスペシャルトークのコーナーです。筆者は「平野憲一投資道場」としました。ちょっとはずかしいですが、前に物した「相場格言を読み解く」(東京商工会議所機関誌)、「信用取引実践編」「個人年金の作り方」(ストックハウス)、3冊のNISA本(共著)の中から抜粋し、現在の銘柄を例題に話を進めようかと思っています。応援よろしくお願いいたします。
さて、明日月曜日は朝の為替から注目ですね。それでスタートラインが決まると思います。アメリカの景気経済も安定感が見えますので、売られていたドルもしっかり基調に戻ると思います。機関投資家や外国人投資家の意見としては、115円を越さないと積極的には動かないようですので、この115円が活況相場のボーダーラインです。
先日、昨年JQ2458夢テクノロジーの社長に就任した本山佐一郎を囲んでのスモールミーティングがありました。国際証券(現三菱UFJモルガンスタンレー)出身の方で、筆者が家族ぐるみの付き合いをしている友人が、本山社長の元部下だったという事で話が弾みました。当社はエンジニアに特化している派遣会社の有望株です。外国人エンジニアの活躍も期待されます。今回高水準の中期計画を出していますが、その中で、「毎期増配方針」(現在の配当利回り4.1%)があります。中期計画は単なる目標では無く、投資家はその数字をもとに当該企業の3年先のイメージを作ります。イメージが作れなければ投資家は当該企業を買いません。その辺を、同じ匂いのする気安さから、本山社長にしっかり釘を刺して来ました。
おはようございます。
昨日の日本株は、米国3連休、欧州4連休前で、動きにくい展開でしたが、17000円を維持して引けました。市場からのシグナルは、その時ははっきりしなくても、結果が出てから振り返って見ると、「あそこが変化日だったのか」と思う事が多々あります。昨日の引け値17000円維持が意味のあるものだったかどうか・・。
そのような重要ポイントが、来週29日(火)の権利落ち日の動きです。最近は、分配金取得の関係で配当だけが欲しいファンドが、権利付最終日に買って、落ち日に売る傾向がありますので、落ち日にはしっかり株価は下がります。この日にプラスになったら(1日で配当落ちを埋めたら)、それが強気相場のシグナルだと言われています。ここで強気相場のシグナルが現れるかどうか・・。200日移動平均線の下にいる今の弱気相場で、このシグナルが現れたら、ひとまず強気相場ゾーン(200日線の18600円台越え)への移動が考えられます。
また、来週は、週末4月1日に日銀短観、米雇用統計、中国PMI発表があります。面白い1週間になりそうですね。楽しみましょう。
来週の日経平均予想レンジ 16700円―17400円。
さて、昨日は筆者としては少し嬉しい日でした。筆者紹介銘柄が2つもストップ高になったからです。4304Eストアーと6240ヤマシンフィルターです。ヤマシンフィルターは、中国向け建機オイルフィルター(エンジン、油圧)と言う、今最も買い難い銘柄ですが、年100回もの純正部品啓蒙セミナーを開いて、中国人の心を掴みつつあります。中国最大の建機メーカー「三一重工」への納品を成功させるなど、日本の物つくり人そのものの山崎社長を応援する意味で、2/10、2/24の日本証券新聞コラム等で紹介してきました。今回のストップ高の理由は1部への昇格ですが、積極的な経営姿勢の2部銘柄ですから当然その可能性はありましたが、その辺を書かなくて良かったと思います。強く書いたらインサイダーと間違われ、山崎社長にご迷惑をおかけするところでした。今回の材料は、筆者を信じて買って頂いた投資家へのサプライズプレゼントです。