被災者の皆様への、心からのお見舞いを申し上げます。マーケットは?
2016年4月18日
おはようございます。
本ブログ初の3日間のお休みでしたが、すぐに戦闘モードで行きます。
14日(木)に日経平均は、25日移動平均、75日移動平均を一気に抜き、週足でも13週移動を抜き、予想より強い動きを示しました。結果、PER15倍の壁突破(15.36倍)となりました。15日(金)も63円のマイナスとはなりましたが、25日、75日移動平均は共に維持され、「何か変わったのか」と、空売り筋に動揺が広がっていたようです。(買い方には、個別物色意外それほど強い上値追いの雰囲気はありませんでしたが)
そこで発生した熊本地震です。本当に地震予知は出来ていませんね。この地方の地震の可能性は、全国メディアではまったく出ていなかったと思います。被災者の方々に心より御見舞い申し上げます。
マーケット的対応ですが、トヨタをはじめ各企業に影響が出ていますので、まずこれらは個別で売られると思います。また、最近九州への訪日客が増えていましたので、インバウンド消費への影響が心配されます。インバウンド関連も売られると思います。
全体の動きですが、今日は積極的に動く事が、はばかられますので、それら心理的影響を踏まえて、下値確認となると思います。為替の動きもまだ分かりません。
政策期待は逆に高まると思いますが、ここは冷静に見てからが良いでしょう。
本日の日経平均予想レンジ 16550円―16750円
木曜日の夜、4875メディシノバの岡島副社長と1時間半ほどお話ししました。翌日IRで遠くへ出張の副社長と、筆者も旅行前で忙しかったのですが、株価の上げと同時にスタートした、ここ2年の二人の関係をしみじみ話しました。面白い事もお聞きしました。ぜひ書きたい事があるのですが、ちょっと今日は控えます。と言っても、インサイダー的材料ではありません。後日書きます。
今日は、熊本地震の被災者へのお見舞いと、早く地震が終息する事を願うのみと致します。
おはようございます。
13日のNY株。
ダウは187.03ドル高の1万7908.28ドル、ナスダックは75.33ポイント高の4947.42ポイントと大幅続伸。ダウは終値ベースで約5カ月ぶりの高値引けで、史上最高値1万8312、39ドルの背中が見えて来ました。NYSE出来高は10億0979万株。
3月の中国輸出が9カ月ぶりにプラスに転じた事で、日本の大幅高や、フランス3.3%、イタリア4.1%を筆頭に、欧州株の全面高を受けて、買い先行で始まりました。また、JPモルガン・チェースの1~3月期決算が市場予想を上回ったことも支援材料となって、金融株中心に上値追いとなりました。3月の小売売上高と卸売物価指数は前月比マイナスで、市場予想を下回りましたが、売り材料とはなりませんでした。1万8000ドルを超えて、史上最高値をも更新できるかは、決算次第になって来ました。決算数字のバーが低くなっていますので、それを試す可能性があるとの声が高まって来ました。
日本株。
昨日は、予想以上の強さでした。今日も、為替109円台、原油価格41ドル台後半という条件は悪くなく、シカゴ先物が16600円円前後で帰って来ていますので、続伸が予想されます。そして、本日推定25日移動平均16582円を抜く可能性もあります。ただ、この時点で、昨日の日経平均予想EPSで計算すると、PER15倍を越えます。今日の日経平均は、当面の壁と思われていた、25日移動平均とPER15倍に、同時挑戦する事になります。カギを握る外国人投資家動向も本日発表になります。また当然、上値追いが継続出来るかどうかは業績次第です。日米ともに企業業績が最大の市場要因になって来ました。
主力株の代表であるトヨタも買われ、この様に、主力株の流れが変わるかも知れないと言う時に、マザーズ指数は高値更新です。このブログに登場する筆者注目の中小型銘柄群も買われています。この中小型個別株の流れは変わらないようです。面白くなってきました。
本日の日経平均予想レンジ 16450円―16650円。
少し休んでいた2352エイジアが再び動き出しました。ただ、以前のブログに書いた、「株価1万円の条件」は、美濃社長との雑談で筆者が申し上げた事で、もし期待している方が居ましたら、冷静に考えて下さいね。優れた経営者は3年後、5年後、10年後を見据えて先行投資をしながら利益還元をしていきます。人気取りで大判ふるまいはしません。美濃社長のお言葉で印象に残った「どんな優れた人工知能アプリでも、それを売るのは営業で、しかもどぶ板営業なんですよ」を、ご紹介します。
4875メディシノバが、もう少し下がれば理想的なのですが、ぼちぼち買い場に備えて資金つくりを。
おはようございます。
12日のNY株。
ダウは164.84ドル高の1万7721.25ドル、ナスダックは38.69ポイント高の4872.09ポイントと反発。MYSE出来高は9億7592万株。
サウジアラビアとロシアが原油の増産凍結で合意したとの報道で原油価格が上昇し、欧州株が引けにかけて買われました。小幅高で揉みあっていたNY株もこの材料で、エネルギー株中心に上げ幅を広げました。
IMFが、世界の成長率予想を下方修正しましたが、原油高材料の方がマーケットへの材料としては大きかったようで、影響は限定的でした。ただ、今後折に触れ悪材料となる可能性はありそうです。
日本株。
国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しは、厳しいものでしたが、特に日本に厳しく、ほぼ一人敗けで来期以降のマイナス成長を予測しています。今の政策でマイナス成長になるならば、そうならない為の強力な追加政策を出さなければならないのは理の当然で、この予測をお墨付きに、為替介入も出来る様になると市場が考えれば、「政策期待相場」に火がつくかも知れません。勿論、弱気筋にとっては「そら見た事か、日本はダメになるのだ」として、売り攻勢の材料にするかも知れませんが。
今日は、為替が108円台半ば、原油が41ドル台後半と3重苦の内、2つが良好な状態なので、堅調な1日になると思われます。原油底割れによるファンド解約に備え、売り過ぎた海外勢がどう出るかで、反発力が決まります。7203トヨタの動きに注目しましょう。 イベント的には、第5回国際金融経済分析会合(グリアOECD事務総長と意見交換)があります。
本日の日経平均予想レンジ 16000円―16200円。
ところで、このブログは一昨年7月1日の筆者独立以来、感謝の気持ちを継続する意味で、1日も欠かさず更新してきましたが、今週末の3日間(金、土、日)お休みさせて頂きます。おかげさまで毎日忙しくさせて頂いておりますが、4月からの番組改正で、昼エクスプレス専業となり、金曜日の出演も無くなりました。週末まとまった時間が出来ると喜んでいたのですが、結局そこへ行事を入れますので、状況は同じです。それもまさに感謝!感謝!なのですが。
ところが、予定表を見たら今週ぽっかり空いているではありませんか。衝動的にホテルの予約をしてしまいました。2泊3日の小旅行ですが、リフレッシュしてきます。宜しくお願いいたします。明日のブログはしっかり書きます。
マザーズ指数9年ぶりの高値。どうする?
2016年4月12日
おはようございます。
週明け11日のNY株。
ダウは20.55ドル安の1万7556.41ドル、ナスダックは17.29ポイント安の4833.40ポイント。NYSE出来高は9億1195万株。
切り返し気味だったWTI原油価格が続伸し、ダウは午前中に150ドルを超す上げとなりましたが、1~3月期決算発表を控えて、徐々に様子見気分が出て、引けはマイナス圏になってしまいました。今回の決算は、原油安・ドル高の影響を受けて、一桁後半の減益が予想されているからです。特に今週は、13日のJPモルガン・チェース、14日のバンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、15日のシティグループと大手銀行の決算発表が相次ぎ、その低調な決算の影響が懸念されています。
日本株。
今週は若干戻りに入るかと予想しましたが、為替107円台突入で、早くも外れました。しかし、原油価格底割れによるファンド解約に備え、ずっと売って来た海外勢は、原油価格の40ドル台に戻り、「売り過ぎた感」も出ています。そろそろ政策期待の流れがあってもよいころです。ただ、国内的には正反対のセクターの代表であるトヨタと三菱地所が、まったく同じように売られている現状を見ると、「それははたしていつだろう」という事になります。また、米国と同じように、日本も不透明な決算発表シーズンを迎えます。為替、原油、業績不安の3重苦が続く日経平均ベースではなかなかムードは高まりません。
それを避ける様に、資金は3重苦から遠い存在の中小型株に流れています。最も遠い存在のバイオ関連が強いのはその証拠です。
中小型株の代表的指数であるマザーズ指数の昨日終値は1075.20ポイントと9年ぶりの高値になりました。この3重苦を避ける動きは、3重苦が消えるまで続くと考えるのが順当ではないでしょうか。ただ、もうすぐマザーズ指数の先物がスタートします。海外勢のおもちゃにされる危険性がありますので、関係のない、JQ、東証2部、他市場、更に、東証1部の中でそれに適した個別株となって行くと思われます。とにかく個別株物色は続くと思います。
本日の日経平均予想レンジ 15700円―15800円。
なんとなく気ぜわしい週始め。
2016年4月11日
おはようございます。
原油は切り返していますが、止まらない円高を、今週のマーケットはどのように織り込むでしょうか。外国人が買い戻しに入った感じがしますが、それはトヨタの株価に表れますので、ご注目下さい。(海外筋がそう言っています)
今日の予定は、寄り前の2月の機械受注が、まず注目されます。ぶれる数字ですが、買いのきっかけになるかどうか。
信託大会(午後3時)での黒田日銀総裁あいさつ(3時15分)も注目されます。経団連会館で行われますが、我が日経本社の一つ隣のビルで、筆者の番組(昼エクスプレス)が終わったころです。次の「マーケットラップ」で解説されると思います。
3月末の全国銀行預金・貸出金も午後3時に発表されます。あまり増えない銀行貸し出しでしたが、不動産関連への数字が注目です。
グリアOECD事務総長会見も(午後3時半、日本記者クラブ)あり、G7外相会合最終日(広島市)では、初めて各国要人そろっての原爆関連施設訪問があります。なんとなく気ぜわしい週始めです。
一昨日土曜日にある会合があって、小さい建設会社を経営している友人の話を聞く機会がありました。去年に比べて建設現場のムードは良くないそうです。政策が継続的に出続けないと、すぐに低調になってしまう今の日本を表しているようです。政策の出るタイミングが遅くなると失速してしまう現場を見学して欲しいものです。ただ、老人ホームや保育所の現場は増えていて、特にエレベーターの設置工事は忙しいそうです。
本日の日経平均予想レンジ 15700円―15900円。
引き続き個別株です。 1413桧家HD、 4304Eストアーあたりがそろそろ動き出すタイミングです。
おはようございます。
週末8日のNY株。
ダウは35.00ドル高の1万7576.96ドル、ナスダックは2.32ポイント高の4850.69と小反発でしたが、NYSE出来高は8億4174万株と低調でした。
石油掘削リグ稼働数の減少を材料に、原油価格が39ドル台に戻った為、午前中にダウは150ドル高となりました。しかし午後には、来週から始まる2016年1~3月期決算の発表を控え、一気に上値が重くなりました。一桁後半の減益が予想されているからです。個別では、ギャップが13.8%安となっています。日本のファストリも大幅安ですが、アメリカも苦しいようです。
日本株。
円高、原油安、業績低迷という3重苦の日経平均に対して、マザーズ指数は3年ぶりの高値です。それはなぜか。このブログでずっと言い続けて来ましたが、日本市場に入ったお金の行き場所が、3重苦の風裏のこの場所(中小型株)しかないからです。過熱とか行き過ぎとかを考えるレベルではないと思います。流れが変わる時は、3重苦が解けた時です。半年後でも1年後でも良いですから、円安傾向が定着し、原油が50ドル台で安定し、日経平均EPSの1300円(来期10%以上の増益に上方修正)が見えて来たら、日経平均は2万円越えを目指して、本格反騰するでしょう。それまでこの流れは続きます。しつこく言いますが、続かざるを得ません。
そうは言っても、来週以降の日経平均は若干の戻りに入ると思います。
理由1 いくらなんでも政策期待。株価の崩れは安倍政権の終わり。
理由2 外国人投資家に売り飽き気分。世界のトヨタがPBR1倍割れで、割 安感が出ている。(筆者取材)
理由3 ファンドの折り返し(6月)前でのポジション調整。特に、オイルマネーの解約に備え、過度な先行売りをしたファンドにとっては、解約が無ければ買い戻しておかなければならない。原油価格40ドル前後では、少なくとも、年前半の解約は無い。
理由4 悲観的なっている企業業績ですが、かなり織り込んだ。健闘している数字が出れば、素直に反応する可能性も。
理由5 為替との完全連動性が薄れてきた。
以上の事で、来週は戻りを期待します。
来週の予定表です。
【11日(月)】
2月の機械受注(午前8時50分、内閣府)
2月の産業機械受注(午前11時、産工会)
信託大会(午後3時、経団連会館)、黒田日銀総裁あいさつ(午後3時15分)
3月末の全国銀行預金・貸出金(午後3時、全銀協)
グリアOECD事務総長会見(午後3時半、日本記者クラブ)
G7外相会合最終日(広島市)
【12日(火)】
3月の貸し出し・預金動向(午前8時50分、日銀)
10日現在の日銀営業毎旬報告(午前10時)
3月と15年度の中古車販売(午前11時、自販連)
10日現在の日銀保有国債銘柄別残高▽国庫短期証券銘柄別買い入れ額(午後5時)
【13日(水)】
3月の企業物価(午前8時50分、日銀)
3月のマネーストック(午前8時50分、日銀)
第5回国際金融経済分析会合=グリアOECD事務総長と意見交換
【14日(木)】
週間対外対内証券売買契約(午前8時50分、財務省)
【15日(金)】
2月の鉱工業生産・出荷・在庫指数確報(午後1時半、経産省)
この予定表を見ると、上げる理由にする材料はいくつかありますね。
来週の日経平均予想レンジ 15600円―16500円。
SQの波乱は本日で終わり、来週に期待。
2016年4月8日
おはようございます。
7日のNY株。
ダウは174.09ドル安の1万7541.96ドル、ナスダックは72.35ポイント安の4848.37ポイントと反落。NYSE出来高は9億3841万株。
特に目立った材料はありませんでしたが、欧州市場で銀行株が売られ、NYでもでも、銀行セクター中心に売りが出てしまいました。ECB3月10日の定例理事会議事要旨が公開されましたが、理事会メンバーの一部に、マイナス金利拡大による銀行への悪影響を懸念する意見が出ていたことが判明した為です。また、原油が3日ぶりに反落した事も嫌気されました。
日本株。
昨日の日経平均は辛うじて8連続安は免れましたが、円高は続き、とうとう108円台前半です。企業はかつて70円にも耐えたし、その頃より生産の海外移転がはるかに進んでいるので、この程度の円高には耐えられるでしょう。しかし、マーケットはどうでしょうか。昨日は為替連動性が薄れたかに見えましたが、今日は厳しい感じです。
本日SQですが、250円単位で言えば、CME日経平均先物のレンジが1つ下がって帰って来ていますので、事前予想より波乱があるかも知れません。しかし、それは今日だけの事で心配には及びません。為替、原油、企業業績、SQと言う4重苦の今週が終わりますので、来週に期待することは出来ます。
特に、外国人の売りがひとまず終わったようです。1月2月の下げは、今年度の解約に備え、ファンド側が先行してキャッシュ化を急いだ為と思われます。今月の7連続安も、四半期ベースで起こったそのミニ版と言えます。解約懸念の対象はオイルマネーですから、原油が安定すると、売り過ぎたファンド側の買戻しも考えられます。トヨタが基準になると思います。世界一信頼できるトヨタを、PBR1倍割れまで売り込んだのはさすがに行き過ぎだと言う意見が、海外ファンドの間に増えています。
今日の予定は、3月の消費動向調査(午後2時、内閣府)、同じく3月の景気ウオッチャー調査(午後3時、内閣府)です。
本日の日経平均予想レンジ 15400円―15600円。
同じ国の株式市場とは思えない日経平均とマザーズ指数です。原油、為替を避けた中小型株相場は、まだまだ続きます。
1413桧家HD(名古屋2部)、4304Eストアー(JQ) が買いタイミングとなったのではないでしょうか。
3237イントランスが大きく下げていますが、2月10日リリースの下方修正で、成長痛(急激に身長が伸びる成長期に見られるひざなどの痛み)が始まったと感じました。JVやSPCの大型案件が増え、今までのように、売り上げや利益を出すタイミングが自由にならなくなりました。先週の日経CNBCの「個別銘柄を切る」のコーナーで、落ち着くまで(決算発表まで)様子を見た方が良いとお答えしましたのはその辺を考慮しての事でした。東芝の問題以降、監査法人がビビッてしまい、どこの企業でも、物件の期ヅレに神経質になっています。来期以降順調な数字が出てくると思っています。しっかり取材してまた報告します。
原油は切り返したが、円高。どうする?
2016年4月7日
おはようございます。
6日のNY株。
ダウは112.73ドル高の1万7716.05ドル、ナスダックは76.79ポイント高の4920.72ポイントと反発しましたが、NYSE出来高は8億6902万株と低調でした。
エネルギー情報局(EIA)が午前に発表した石油在庫統計は、前週比490万バレル減と市場予想の320万バレル増に対して、大幅在庫取り崩しとなっていた事で、原油価格が37ドル台後半と、5%以上の上昇で、株もエネルギー株中心に買われました。
ただ、午後に発表されたFOMC議事要旨(3月15、16両日開催分)で、4月利上げの可能性が議論されたことが判明し、上値追いは止まりました。
これから、マーケットの関心は、本格化する2016年1~3月期決算に移ります。減益が予想されていますので、バーは低くなっていますが、予想通りの結果だと、上値を追いにくくなりますので、要注意です。
日本株。
日本株相場を決める2大要素、原油と為替ですが、原油は反発しましたが、為替はとうとう109円台です。どちらを選択するかですが、為替はもう一つの要素、企業業績を悪くしますので、ネガティブ要因が勝ると言うのが今日の条件でしょうか。袋小路に入ってしまいました。
報道されている、野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストの試算によると、GPIFの2015年度の運用成績は、約5兆円のマイナスになるそうですが、損失内訳は、外国株が3兆6千億円と最大で、国内株の3兆5千億円を上回るようです。日本株の一人敗けと思っていましたが、外国株のマイナスの方が多いとは意外です。ダウは日経平均と違い高値圏に戻っています。それなのに日本株より損失が大きいとは、高値で買って安値で処分売りという、よほどまずいタイミング運用をしたようです。これに政策もまずいタイミングだと話になりません。何度も言う様に、崩れる前に出さないと、犠牲が大きくなるだけです。
本日、日銀支店長会議があり、黒田総裁のあいさつ内容が注目されます。午後2時には、日銀さくらリポートが発表されます。
外国人動向も発表されます。ずっと売って来たので、そろそろ「売りあき」現象が起きるころですが、ファンド筋に聞くと、トヨタがこれでは日本株は買えないと言う話をよく聞きます。世界のトヨタのPBR1倍割れを、外国人投資家はどう考えるのでしょうか。日本株に対する諦めでしょうか。それとも日本株に値ごろ感を感じるのでしょうか。
本日の日経平均予想レンジ 15700円―15950円。
日本精密の仕手筋は、手口動向から判断するとうまく逃げたようです。しかし、持ち分法適用会社にすると発表して、日刊工業新聞に書かせ、高値で売り抜ける手法には、違法性は無いのでしょうか。
何れにしても、仕手筋が介入してから筆者はコメントを控えていましたが、これで元の相場に戻りました。これからはしっかり日本精密の実態を、今まで以上に取材して、善良な投資家にお伝えしようと思っています。(決算発表前の難しい時期ですので限度がありますが)
まず、仕手筋が居なくなったという事は、大量売りが出ないという事です。(仕手相場を想定して高値で買った投資家にはお気の毒ですが)
次に、筆者の把握するところ、仕手化する前も後も日本精密自体は何も変わらないという事です。業績の伸びも順調なはずです。但し、昨今の為替水準(前期は112円台)については、販管費が現地通貨建てで円高メリットもありますが、もろもろトータルすると、やはりデメリットの方が若干大きい様です。
おはようございます。
5日のNY株。
ダウは133.68ドル安の1万7603.32ドル、ナスダックは47.87ポイント安の4843.93ポイント。NYSE出来高は10億7354万株。
原油は切り返しましたが、日欧の株安、2月の米貿易統計の赤字額が市場予想を上回り、IMFのラガルド専務理事の世界経済見通しの悪化発言、アトランタ連銀の1~3月期実質GDP推計を前期比0.7%増から0.4%増に下方修正等、市場環境悪化で、終日マイナス圏での揉みあいとなりました。
日本株。
円高、原油安、企業業績低迷、SQ週の波乱が重なり、日経平均は昨日390円も下げてしまいました。今日の条件はと言うと、原油は若干切り返していますが、為替がなんと110円台前半です。先日のテレ東モーサテのゲスト解説者の、実質金利差を考えたら、100円も有り得るという発言が投資家の間に動揺を与えていますが、110円を割れると一気に100円に近づくようなチャートの形なので、現実味を帯びて来ました。為替介入も必要ではないかと思います。日銀短観にあるように、企業側のレートは117円です。賃上げ等、企業に協力を求めている安倍内閣としては、ここで円高はまずいのではないですか。しっかりファイティングポーズを取ってほしいところです。
昨日の予想レンジは外れましたが、あるポイントを下回ると売りが売りを呼ぶSQ週では仕方のない事です。今日も、切り返す環境では無いですが、裁定残が減っていますので、昨日の様な事は無いと思います。
本日の日経平均予想レンジ 15700円―15900円。
急騰していた1429日本アクアが、昨日はさすがの利確で急落ですが、良い事だと思います。エントリーのタイミングですが、大きく2つの窓を開けていますので、直前の窓うめ390円、75日移動平均の359円が参考になると思います。筆者は直接行けませんでしたが、信頼できる仲間の調査では、少なくとも、いちよし経済研究所のフェアバリュー600円の元になっている企業業績は問題ないようです。
親会社の1413桧家HDを、今日の日本証券新聞の筆者のコラムで紹介しました。連続増配の可能性のある企業が4.3%の予想配当利回りです。売り上げもぐんぐん伸びていますよ。
おはようございます。
4日のNY株.
ダウは55.75ドル安の17737.00ドル、ナスダックは22.75ポイント安の4891.80ポイントと反落です。
日本株。
今月は、1日が金曜日だった為、早くも今週SQ週です。波乱が予想される火曜日、水曜日に直面する前の、昨日までの5連続安で、水準(日経平均1011円安)が変わっています。14億株株台だった3月メジャーSQの時に比べ、現在の裁定買い残は16億株に増えています。玉関係がどう変わったのか、注意です。
2月の15000円割れを割れを支えたのは、日経平均予想PER13倍割れと言う、絶対安値的値ごろ感でした。企業業績が悪化し、予想EPS(昨日1115.8円)が下がり続ける今、5連続安でもまだ14.45倍です。このままでは底値予想が、1115.8*13で14505円となります。昨日の報道で、新3本の矢を強固にする政策が用意されているそうですが、早く出さないと崩れますよ!と言いたいですね。今日も日本株は、為替111円台前半、原油35ドル台の不透明感の中でトレーディングをしなければならないSQ週の火曜日なのですから。
本日の日経平均予想レンジ 15950円―16150円。
でも、投資家の皆さんは対処法があるから大丈夫です。
渋谷をシリコンバレーのようにしようと始めた、ソフトウエア開発会社の集まりであるMIJSコンソーシアムの会員は、当初の13社から今70社に膨らんでいます。昨日、新ビジョンの紹介と今後の行動計画の発表でもある、第1回MIJS Japan Tech Valley Summitが開かれました。大変な熱気で立ち見も出る程でした。日本のソフトウエア開発は自己完結型で、シリコンバレーの解放・連携型に比べると大きく劣ります。人、技、金を結集して日本にイノベーション革命を起こすと言う、高い行動計画を立てましたが、これからの感があります。会員の中から現在5社が上場企業となりましたが、昨日の直感では、2352エイジア以上の魅力は感じませんでした。これからよく調べて、見守りたいと思います。
4875メディシノバが止まりません。筆者の銘柄は、25日移動平均からあまりに離れたら売っても良いですが、買戻しのタイミングを誤るとおいて行かれますよと、先日の当欄で注意コメントを入れましたが、実はこのメディシノバを念頭にしたコメントでした。かなりの方が大きく利益を上げていますが、かなりの方が置いて行かれているようです。100株でも残して置いて下さい。せっかくの夢を共有したいです。
筆者銘柄は、3年後、5年後を想定していますから、25日移動平均に接近するような、休んでいるタイミングが再エントリーのタイミングです。安い水準で売り買いした事は忘れて下さい。3237イントランスでは、筆者が紹介してから、もう5回も回転させた猛者もいます。1413桧家HDが25日線に近づいていますね。